双子出産体験記②緊急帝王切開~無事出産するも、夫と出会えない!~
こんにちは~今日は、緊急帝王切開の様子や、オペ終了後夫と出会えなかったお話を書きます。
夫が病院側の手違いにより、病院内で静かに迷子になっていました。笑
では、オペ開始からご紹介していきますね。
目次
緊急帝王切開の様子
18:15 オペ開始、 始まるまでの恐怖
割とあっさりとオペ開始が決まってしまった私。
何がなんだか分からぬまま、ベッドで身ぐるみをはがされたり、いろいろな処理(尿管やバリカンの処理)をされて、ベッドごとオペ室に運ばれました。
夫に電話しましたが、繋がらなかったためとりあえずLINEでオペ開始を報告。
スマホはオペ室に持ち込めないので、既読になったことだけ確認をして鍵付き引き出しにしまったような記憶があります。
オペが始まると、いきなりお腹を切られるのかな?とか思っていましたが、麻酔の準備とかが案外時間かかった印象です。
オペ室には、担当医、別の産婦人科医、新生児科医、看護師、麻酔科医、などたくさんのスペシャリストの方々。
処置が始まるまでは、お腹を切られる恐怖で歯ガタガタ震えていましたが、たくさんの専門スタッフの方を見ると、至れり尽くせり感があり安心できました。
ついに双子の娘たち誕生
処置中、担当の先生は、雑談が多かったです。
なぜか私と夫の兄弟構成を確認しながら麻酔の準備をしていました。
「やっぱり末っ子ですか~」「長女ですか~?」といいた具合。
初めての手術で緊張もありましたが、すこしほっこりしました。
麻酔は下半身の麻酔のみ、たしか腰の真ん中あたり、背中の下の方に麻酔を打ったと思います。
とても痛い注射なので、暴れないよう、担当医や男性看護師にガチガチに抑え込まれて注射をされ、少し驚きました。
麻酔が効き始めると、私はずいぶんと冷静になり、オペの様子を見守ります。
お腹を切ってから、娘たちが誕生するまでは、ほんの数分の出来事。
「1番ちゃんでーす」「2番ちゃんでーす」「胎盤でーす」という担当医の事務的な声が聞こえ、すぐあとに産声が聞こえ、本当に安心しました。
看護師さんが娘たちをひとりずつ私のほっぺに近づけてくれ、初めて触れ合ったときはとても嬉しかったです!
閉腹、先生の雑談とバックミュージックが気になる
娘たちの誕生まではあっという間だったのに対して、閉腹作業の方が時間がかかるみたいでした。
30分程度でしょうか、「ズズズズ」とか音が聞こえる度に、どのような施術かわからずビビりまくっていました。
双子の娘たちはすぐに新生児科へ移動となったため、赤ちゃんの声も聞こえず、静か・・先生の雑談とバックミュージックが気になります。
双子の娘たちは夏生まれ、先生たちは私のお腹を縫いながら、自分の夏休みに行く旅行の話をしていました。笑
その会話に入るのもおかしいので、ぼーとしていると、オペ室にとても激しいバックミュージックが流れていることに気が付きます。
曲はクラシック。
しかも、私が高校3年生のときに吹奏楽のコンクールで演奏した曲のクライマックスではありませんか!
なんだか笑えてきました。
私が出産をした総合病院は、バースプランの相談はできず、特に音楽の用意はしていなかったものの、思い出いっぱいの曲が偶然流れて、記憶に残る閉腹となりましたね。笑
19:30 震えが止まらない
手術後部屋に戻り、痛み止めの処方などをされました。
気が付くと、自分の歯が再びガタガタ震えています。
はじめは「あ、私よほど手術が怖かったんだな」と思っていましたが、「違う!これは寒くて震えている!」と気が付きます。
原因は大量の点滴と自己血の輸血でした。
先生に聞くと、点滴も自己血も冷蔵庫のようなところで保管しているらしく、それらを一気に数リットル体内に入れたため、寒く感じるようです。
21:00 ようやく夫と合流!
病室でガタガタ震えたり、痛み止めを求めてナースコールをしまくっていると、やっと夫に出会えます。
夫は、病院側の案内ミスで、私がいるオペ室とは違う、別のオペ室の前で待たされていました。
到着して2時間も何の案内がなく、出産が無事に終わったのかとても不安だったようです。汗
夫はその後新生児科で娘たちの手続きや、担当医から娘たちの状況について説明を受けました。
麻酔や痛み止めで意識がもうろうとする中、一生けん命説明してくれていたのを覚えています。
もう自分は起きているのか寝ているのか、痛いのか痛くないのか(いやめっちゃ痛かったはず)も分からないような状況でした。笑
23時頃には、夫も翌日仕事を控えていたので帰宅。
双子出産にまつわる数字あれこれ
胎内にいた期間
双子の娘たちは、36週2日で生まれてきました。
あと1日待てば、夫と同じ誕生日だったため、誰かに似てせっかちだなぁと思います。笑
予定帝王切開日まで待てば正期産でしたが、少しの差で早産児となりました。
体重や胎盤の重さなど
双子の娘たちは二人とも2,500g未満のため、低出生体重児です。
私は生まれたての赤ちゃんを見るのが初めてだったので特に何も思いませんでしたが、今思えば、赤ちゃんの割にはスマートでしたね。
胎盤は1,200g、出血量は1,300㏄と聞いているので、双子の出産は母体にもある程度負荷がかかるみたいです。
お腹から取り出すときに、双子の娘たち、胎盤の順で取り出されると、お腹が3段階で軽くなりました。
重たいものをお腹にずっと入れていたんだなと改めて実感です。
緊急帝王切開の様子は、このような感じでした!
オペ後は痛み止めを飲めども飲めども痛かったです。
ナースコールをしても「次にお薬飲めるのは4時間後です」とか入れて、えー!無理!とか思っていました。笑
お腹の回復の様子など、入院中のことを今後も書いていきますね~!